PhotoRumorsがHasselblad Hシステムが公式にディスコンになっているというニュースを流しました。
この元ソースはCapture Integrationのサイトの記事ということです。
- 過去18ヶ月の間製品不足に悩まされていたが、本日Hasselblad Hシステムの全製品が正式にディスコンになったという正式通知を受け取った。
- 現在全ての製品は公式に在庫なしとなっており、Hシリーズの受注を受け付けていない。
ということですが日本ではちょうど1年前の2022年の5月にハッセルブラッドジャパンが、H6D-60C、H6D-100C、H6D-400Cの終息をアナウンスしていたようです。
HシステムはFUJIFILM GX645AF PhaseOneと共に広告業界では銀塩フィルム時代からデジタル中判カメラとしても使用されている方もいらっしゃったと思いますが、FUJIFILMの方は2010年に出荷が終了していましたね。
そこから10年以上も経過氏、デジタルバックも発売され一線で活躍されていたようですが、H6Dのボディの方はFUJIFILMが細々と生産していたということなんでしょうかね。。。。
ということで、レンズシャッターながら一眼レフ構造のカメラがまた1つ完全にディスコンということになりました。
また冒頭の記事ではHシステム全体が終了ということらしいのでHCやHCDレンズの方も製造されないということみたいです。
ただ流石にFUJIFILMと共同でリリースされれていたHシステムですので、FUJIFILM GFXシステムではHC/HCDレンズに対応するHマウントレンズ用のアダプタをちゃんと販売しているのが凄いですね。
AFは未対応ですが、シャッターおよび絞り制御が可能なんですね。
流石に、GX645AFやH6Dを野外でスナップ撮影という方も少ないと思いますが、GFXにHCレンズを使うのは趣味用としてはかなり楽しいのではと思います。
H MOUNT ADAPTER G ちょっとお高いようですが、、、
ということで、Hasselblad/FUJIFILMのHシステム/Hマウントレンズが終了というニュースを見て改めてFUJIFILMがデジタルのトップエンドとして中判フォーマットを選択してGFXシステムを構築したのもこのHシステムが存在していたということも大きな理由の1つなのではと感じました。