フジフイルム GFX100後継機にはソニーFX30/α6700のセンサーをベースにした高速読出し型となる?(FR)
FujiRumorsがおそらく9月12日のFUJIFILM X Summit STHLM2023で発表されるGFX100の後継中判カメラのイメージセンサーに関するリーク情報を受け取ったということです。
- ついに我々はFUJIFILM GFX100後継機に搭載されるイメージセンサーの詳細情報を手に入れることが出来た。
- 信頼出来る情報源によればGFX100後継機は新型の1億画素センサーは、SONY α6700及びFX30のセンサー構造をベースにしたものになるということだ。
- 1億画素で裏面照射型だが積層構造では無いことは引き継がれるが、GFX100/Sに搭載されている従来の1億画素イメージセンサー(またX-T3、X-T4、XS-20のセンサーも同様)に対して最適化されており高速読み出しが可能になっている。
- 高速読み出しが実現されることで、特に動画撮影時におけるローリングシャッター現象が軽減され、ファイル書き込みまでの速度も向上し、AF性能も全体的に向上し、EVFのブラックアウト時間の減少など様々なメリットがある。
- さらに速度向上に対する完璧な解決策は、非常に高価な積層構造を採用する方法もある。
ということで、個人的には一足飛びにグローバルシャッターのセンサーも妄想していた訳ですが、、、、
まぁまずは順当に読み出し速度を改善したセンサーということになりそうですね。
SONY FX3はプロ用のシネマ機ということもあり、制作用としても満足できる読み出し速度のスペックになっている筈ですので、いよいよ中判カメラ用のイメージセンサーも高速型になるというのは期待大ですね。
ただ、FX30/α6700のセンサーは2600万画素ですので、単純に考えるとGFX100の1億画素はその4倍の情報を読み出しする訳ですから、新型の1億画素センサーが出るとしてどの程度ローリングシャッター現象が軽減されているのかも確認する必要がありそうですね。
ただ、これまでGFXの弱点であったローリングシャッターによる歪みが減少するというのは更に実用的な中判デジタルカメラが実現出来るということになりますので、発表が楽しみです!