FujiRumorsが今月9月12日に発表されることが予測されているFUJIFILM GFX100IIの新機能について短い記事を投稿しています。
- Fujifilm史上初めての驚くべき機能が搭載される
- 波形モニター機能
- アナモルフィックモード
- このビデオグラファーに求められている機能はFUJIFILM GFX100IIで実現されることになる
- 更に、FUJIFILMの第五世代のカメラ、X-T5、X-H2、X-H2S、X-S20のファームウェアアップデートにも適用されることを願いたい。
ということで、シネマ撮影や商業用の映像撮影現場では欠かせないウェーブフォーム表示が追加されることが本当だとすると、FUJIFILM GFX100IIではいよいよプロ用シネマ機の市場に本格参入するということになるのでしょうか?
ご存知の通りFUJIFILMは従来から放送用レンズをはじめとしてビジネス顧客向けに放送・映像ビジネスに様々なソリューションを提供しています。
そして、SONY、Canon、Panasonicはこの市場にプロ用シネマカメラを別ラインとして投入していますが、いずれのメーカーも放送用、シネマ用、VR用、そしてミラーレスカメラとしてのコンシューマー用の機器の境が次第に無くなって来ている状況だと思います。
FUJIFILMはそれらのライバルに対して、中判カメラであるGFXシリーズでいよいよ参戦することになるのかもしれませんね。
とすれば、GFX100IIにはどのレベルのなシネマ向けの機能が搭載されるのかが注目ですね。
波形モニターについてもどのような表示に対応できるのかに注目です。
こちらはBlackMagicDesiginのProfessional Scopeの表示
一方で、これらの機能がXシリーズのカメラに本当に搭載されることになるのでしょうかね。
動画カメラとしての比重が高いX-H2、X-H2Sには是非搭載すべきだと思いますが、X-S20 にはToo Muchかもしれません。
更に、アナモルフィック機能が搭載されるのも注目です。
そういえば中判フォーマットは4:3ですので、2倍アナモルフィックレンズとも無駄無く使えますし、大型センサーですので解像度でも有利です。
但し、大型センサーを十分活かし切るアナモルフィックレンズがあるのかというのが疑問ですが、たとえばZeiss Master AnamorphicレンズやARRI Anamorphic Ultra Wide ZoomレンズはSuper35フォーマットですのでイメージサークルは29.26mmです。
で、GFXのセンサーサイズは43.8mm x 32.9mmですので、これらのレンズのイメージサークルが余裕で全てサークル以上の領域カバーしてしまうということになります。
ということで、デジタル中判用?のFUJIFILM独自のFUJINONブランドのアナモルフィックレンズも登場すれば良いですね!
そしてFUJIFILMのチルトシフトレンズも出ると思いますので、GFX100IIによって中判センサーを活かした独自の領域を開拓するとすれば、FUJIFILMのカメラの転換ポイントになる重要な発表なのかもしれませんね!
発表が楽しみですね!