昨年末に噂になった通り、HASSELBLADが1億画素の中判デジタルカメラシステム 907X & CFV 100Cを発表しました。
XでのHASSELBLAD 907X & CFV100C発表ポスト
HASSELBLAD 907X & CFV 100C プロモーション動画
HASSELBLAD 907X & CFV 100C 製品情報ページ
907X側はすでに50Cと共に発売されていますので、今回は1億画素デジタルバックのCFV 100Cの発表ということになります。
CSV100Cのスペックは以下の通り
- 1億画素中判裏面照射型CMOSイメージセンサー
- ネイティブISO64
- 16bitの色深度
- 15Stopのダイナミックレンジ
- 位相差AFおよび顔検出に対応
- 位相差AF294ポイント
- HNCS ハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション
- 40度/90度のアングル調整可能なタッチディスプレイ
- 1TB内蔵SSD(書き込み最高2370MB/s、読み込み最高2850MB/s)
- CFexpress Type Bカードスロットを搭載
- Wi-Fi接続に対応
- iPadやIPhoneのPhocus Mobile 2アプリに転送が可能
- TTL高速ストロボ同調はNikonホットシュー搭載のフラッシュで対応可能
- 907X+CFV100Cで重量620g(全世代モデルよりも120g軽量化)
また、XCDシリーズレンズに加え、レンズアダプターによってHC/HCD、V、XPANシリーズのレンズも使うことができるという非常に幅広いシステムとして活用できるのが素晴らしいですね。
そして907Xは中判システムとして、デジタルカメラ、フィルムカメラ、テクニカルカメラとして3通りの構成として使えるカメラということです。
また、ハッセルブラッドの中判カメラとしての最高峰のブランドイメージ、そして、いよいよ像面位相差AFの1億画素CMOSセンサーという最高の画質をクリエイトできるカメラとしてデジタルスチルカメラとしては最上に位置するカメラということになると思います。
またクリエイターにとってはフィルムバックも使えるという最高のソリューションとなりますので、感性を刺激するツールにもなるのではと思います。
そして、クリエイターやプロのみならず、趣味でカメラを愛する方々にとってはデジタルでの最上級の到達地点になりそうですね!
ちなみに気になるのは価格ですがPR Timeによれば販売価格は1,254,000円ということです。
ちなみに、2021年に発表された907X 50C アニバーサリーは72万7650円となっていましたのそれなりに価格は上がっているようですが、、、、
いや、だとしてもこの価格、1億画素中判センサーを搭載することを考えると、意外に安いと思ったのは私だけでしょうか?(買えませんが)
繰り返しになりますが、中判銀塩時代のムーンカメラとしてのブランドイメージ、そしてデジタルのスタジオカメラとしても最高なバリューを考えると投資可能な方は行くべきカメラということですね!
噂時点での記事はこちら。