毎年、SIGMAのブースはホワイトとブラックを基調としたオーセンティックさを醸し出すブースが印象に残るのですが、今年は更にリラックスさを加えたとても印象的なブースでした。
なんと、ブースの最も大きな面積を占めていたのが、膨大な写真集のブックシェルフの壁だったのです。
他のカメラメーカーが、自社のカメラのテクノロジーをアピールしたり、試写のためのステージを準備してカメラやレンズの性能を感じさせる展示なのに対して、SIGMAは写真の文化を伝えようとしているのでしょうか。
で、この書棚の前にはソファーや柔らかい椅子が配置されていて、ずっとここで寛げる空間となっていたのも、他のメーカーのように回転率が勝負とは真逆のアプローチだったと思います。
ただ、他のカメラメーカーはその分多くの来場者が製品を体験したいという要望に応えるためそうしていると思いますが、SIGMAのブースに来る方の多くは意外にこの書棚の中の写真集をじっくり鑑賞されていた方も多く、CP+2024会場の中で唯一寛げる空間になっていたのが特に印象的でした。
そして更にLマウントアライアンスをしっかりアピールする展示も行われていました。
自社の製品のみならず、Lマウントアライアンスのこともしっかり伝えられているのもまさにSIGMAがLマウントのリーダーとして振舞われているのも素晴らしいですね。
しかし、ブースの端の目立たない一枠に、CP+2024の直前に発表された新製品である500mm F5.6 DG DN OS | Sportsの試写コーナーもありましたの、せっかくなので私のLUMIX S5IIXに装着させていただいて試させていただきました。
こちらが、SIGMA 500mm DG DN OS | Sportsの発表記事になります。
SIGMAがアピールするのは超高画質の超望遠レンズを手持ちで撮影できるということですが、第一印象としてまさに気軽に手持ちで違和感なく使えたのには驚きました。
で係員の方の指示によって、SIGMAブース外の撮影は控えていただきたいということでした。確かに撮影を始めると500mmもの超望遠ですので、隣や向かいのブースの中も切り取ってしまいますので、確かに控えた方が良さそうでした。
で、こちらが500mm F5.6 DG DN OSの試写エリアからLUMIXの標準ズームで撮影した様子です。
このように、SIGMAのブースは先の書棚しか被写体がありませんのでそれを写すしかないことになります。
ここから500mm書棚を狙ったらこんな感じになりました、、、、
もう本だけの写真つまらないですよね、、、、まぁさすが500mm単焦点の威力というか、普通に手持ち可能なレンズ一発でここまで引き寄せることができるのは驚異的だと思います。
そして、左側のレンズ&カメラの体験コーナーの方で唯一撮れたのが、こちらのSIGMA fpの姿、、、
もう普通にカメラボディとレンズの展示写真にしか見えないのですが、これは500mmの超望遠によってかなり離れたところから撮影できたのに驚いてしまいましたが、、、あと被写体がブースの中に見当たらないのでこれくらいやめました。
もちろん、LUMIX S5IIXの像面位相差AFはちゃんと動作しましたしSIGMAのレンズを装着しても全く違和感なく使うことができました。さすがLマウントアライアンスですね!
ということで、SIGMAブースレポートの最後にInsta360 Ace Proでちょこっと動画で記録しましたので共有させていただきます。