ソニーが2.5億画素中判イメージセンサーIMX811を発表していた
ソニーセミコンダクタソリューションズが3月25日にインダストリアル用の2.5億画素の中判イメージセンサーIMX811シリーズをラインナップに追加したようです。
製品情報ページ
IMX811-AAMRがモノクロセンサー、IMX811-AAQ3がカラーセンサーということです。
- 対角サイズ64.84mm(4.1型) CMOSイメージセンサー
- 画像サイズ 2.82μm
- アスペクト比 3:2
- 裏面照射型
- 有効画素数 2億4702万画素
- ローリングシャッター
- 12bit/14bit/16bit A/D コンバーター
- フレームレート
- 12.4コマ/秒 12bit
- 10.5コマ/秒 14bit
- 5.3コマ/秒 16bit
対角サイズから計算するとセンサーの縦横サイズは54mm x 36mm になると思います。
ちなみに、FUJIFILM GFX100IIの1億画素中判イメージセンサーはアスペクト比4:3でサイズは43.8mm x 32.9mm、Leica S3の6400万画素イメージセンサーは、アスペクト比3:2でサイズは45mm x 30mm、それより巨大センサーとなるとシネマカメラARRI ALEXA 65が54.12mm x 25.59mmということですので、IMX811シリーズはそれらの民生用やシネマ用のカメラよりも巨大なイメージセンサーということですね!
おそらくこのイメージセンサーをそのまま搭載する、民生用の中判デジタルカメラは出て来ないと思いますが、将来の中判デジタルカメラは2億画素も視野に入ってくるということかもしれませんね。
ただ、ワンチャン LEICA Sはライカらしく中判でも3:2型センサーを搭載していますが、そのミラーレス版が出るならば、このような本当の中判サイズのイメージセンサーを搭載すると素晴らしい嘉かもしれませんね!